退職エントリ書きたい

外資系の会社(ただし中身は十分日本の企業)を退職する人のブログ

退職の準備

やめ子が仕事辞めたいなーと思い始めてから、実際に辞めることになるまでには結構時間がかかりました。

毎日遅くまで仕事をしていたので転職エージェントとの会話も基本的に電話がメインでしたし、イマイチいいエージェントに会えなかったり、やっていることをLinkedinに挙げていると身の丈に合わないオファーが多いと感じたのも一つの理由ではあります。

 

退職の前にやめ子がやったことは大きく次のような感じです。

1.会社でもっと仕事を続ける方法を模索する

2.転職について情報を集める

3.自分のスキルや強みと転職先に求められるスキルのマッチングとギャップの埋め方を考える

 

詳細を書いてみます。

 1.会社でもっと仕事を続ける方法を模索する

そもそも、会社で嫌なことがあったからといって、逃げても多分同様の壁にぶつかると考えました。外資系の良いところとして、希望すれば割と聞いてもらえる(但し、調整次第)ということもあり、何がしたいかをきちんと言語化して上司に訴えることにしました。

結果、たまたまやめ子は良い上司の元へ異動することができました。

 

それまでやっていた仕事   と    異動先

・製品担当の営業      →   ・お客様担当の営業

・技術的な知識がいる    →   ・必ずしも技術的な知識は必要ない

・一人でテリトリを持つ   →   ・チームで担当する

 

チームとなることで身近に相談先ができ、精神的に安定したように思います。それまでは突発的に製品トラブルで海外との電話会議が発生したり、クレーム処理の例外対応を「何がどこまでできるかよくわからない」まま対応することでじわじわと弱っていました。

今振り返ると分かることですが

・何か会った時、遠慮無くすぐ相談できる相手がいること

・自分が、チームの中で何らかの価値を発揮すること

この2つが自分が元気に働く上でかなり必要なことだったのかなと。

 

本来はメンターとなる先輩社員の指導を受けるのが通例だったのですが、私の場合はメンターが研修終了後すぐに退職してしまいました。所属していた部署が高齢化(言い方は悪いですが本当に…)していることもあり、次のメンターを引き受ける人がおらず、「営業部みんながメンターみたいなものだから」という耳障りのいい言葉で実質放置プレーでした。笑

技術部門の人々に助けてもらってなんとか頑張っていましたが、1年以上掛けて自分が種をまき、交渉してきた受注できそうな見込のある大型案件ごと担当顧客の移管があり、何かが折れてしまいました。

 

チームで担当する部署に異動するか。

技術を担当する部署に異動するか。

色々悩みましたが、多分人員配置の関係で後者はハードルが高いこともあり、前者になったのでした。

結果的にその後、新規開拓として今回の転職先を担当する事になり、激しくプレッシャーでしかなかった英語の電話会議も経験を活かしてなんとかこなせて、まあよかったかなーと。。。

 

2.転職について情報を集める

転職に際してやったことは、

1、転職サイトに登録

2、転職した友人に話を聞く(正直友人は技術職が多すぎてあまり意味はなかった)

3、転職候補先の人に話を聞く、転職候補先を退職した人に話を聞く

 

一番為になったのは3番でした。2も、あまり意味はありませんでしたが転職候補先の人を紹介してもらうなどの副次的な効果はありました。

会社にもよると思いますが、

・会社の方向性、将来性をその人がどう見ているか

・想定されるポジションの内容、求められる技術

・どんな人がそのポジションにいるのか

・今のスキルとそのポジションに必要なスキルがマッチするかどうか

というようなことを聞きました。

 

3.自分のスキルや強みと転職先に求められるスキルのマッチングとギャップの埋め方を考える

これについては2で会った人にアドバイスをもらいながら進めました。

とにかく行きたい企業についての知識(業務内容、部署、各部署の雰囲気など)が多ければ多いほど、ここはマッチする/しないが多くサンプルとして挙げられるので先方としても(うちの部署ではダメかもしれないけど、あの部署なら…)などの検討がつきやすくなる可能性が高いと思います。